VPS: リモートデスクトップ(RDP)でWindowsサーバーにアクセスする方法
はじめに
Windows OSはリモートデスクトップ(RDP)プロトコルを使って、他のWindowsシステムへ簡単にリモート接続できるようになっています。このガイドでは、RDPを使ってWindowsサーバーに接続するシンプルな手順を紹介します。
接続情報の準備
Windowsサーバーにアクセスするアプリケーションに関わらず、接続時には必ず認証情報の入力が必要です。
まずはサーバーのウェブインターフェースのコントロールパネルにアクセスし、アクセス&セキュリティセクションへ進みましょう。このページで、主にサーバーのIPアドレスとユーザー接続情報を確認できます。ユーザー認証情報は、Administrator
というユーザー名とパスワードで構成されています。
サーバーが新規の場合は、このページのプロンプトから初期のランダム生成されたパスワードを確認できます。そうでない場合はセキュリティ上パスワードは伏せられていますが、忘れた場合は同じページで新しいパスワードを生成または設定可能です。
接続情報が揃ったら、次のセクションで適切な接続アプリを選びましょう。
Windowsからの接続
RDPの登場以来、Windows OSには標準でリモートデスクトップ接続アプリが搭載されています。Windowsの検索バーで「リモートデスクトップ接続」と検索するか、Windowsキーを押してスタートメニューの検索バーからアクセスできます。
新しいウィンドウで、コンピューター欄にサーバーのIPアドレスを入力し、接続をクリックします。するとWindowsのネイティブ認証画面が表示されるので、ユーザー名にAdministrator
、パスワードにWindowsサーバーのパスワードを入力してください。
OKを押せば、Windowsサーバーへリモート接続できます。もし接続できない場合は、入力した認証情報が正しいか再確認しましょう。
初回接続時に証明書エラーが表示されることがありますが、これは正常で無視して問題ありません。
これでWindowsサーバーへの接続が完了です。
その他のリモート接続(RDP)アプリ
デスクトップアプリ
以下のプログラムは、WindowsサーバーへRDPで接続するのに便利な代替アプリです。Windowsからアクセスする場合は、前述の標準アプリを使うのが手間も少なくおすすめです。
- Remote Desktop Connection Manager (RDCMan)
- mRemoteNG
- RoyalTS
- Devolutions Remote Desktop Manager
- DameWare Mini Remote Control
モバイルデバイスアプリ
最近では、Microsoftが主要なモバイルOS向けに公式のリモートデスクトップ(RDP)アプリを提供しています。モバイルでの利用にはこれらがおすすめで、多くの便利な機能が搭載されています。