VPS: RageMP 専用サーバー Windows セットアップ
はじめに
Windows VPS を持っていて、そこに RageMP 専用サーバーをインストールしたい?それならここがピッタリ。この記事では、サーバーにこのサービスをインストールする手順をステップバイステップで解説するよ。
準備
まずは、リモートデスクトップ(RDP)で VPS に接続しよう。接続方法がわからなければ、初回アクセス(RDP) ガイドを参考にしてね。
サーバーにアクセスできたら、RageMP が必要とする前提条件として Microsoft Visual C++ Redistributable 2017 をインストールしよう。これがインストールされていないと先に進めないから必ず済ませてね。すでにインストール済みか不安な場合は、インストーラーを実行すればセットアップ中に教えてくれるよ。
依存関係が整ったら、RageMP公式サイト から最新のサーバーリリースをダウンロードしよう。
すでに RageMP をインストール済みなら、サーバーブランチへの切り替え セクションに進んでOK。再インストールは不要だよ。
インストール
リリースファイルをダウンロードしたら、RAGEMultiplayer_Setup.exe を実行してインストールを進めよう。セットアップ中にインストール先のパスを変更できるので、好きな場所に設定するのがおすすめ。
RageMP がインストールできたら、Windows のアプリ一覧から RAGE Multiplayer を起動しよう。
初回起動時には GTA:V のインストールフォルダのパスを指定する必要があるよ。ゲームをインストールしたランチャーによって場所は変わるけど、通常は C:/Program Files
または C:/Program Files (x86)
の中にあるはず。
次に、サーバーファイルをダウンロードするためにブランチの切り替えを行うよ。
サーバーブランチへの切り替え
RageMP をインストールしたフォルダに移動して、config.xml ファイルを探そう。この中の channel
パラメータを prerelease
から prerelease_server
に変更して保存してね。
次に、updater.exe を実行すると、ブランチ変更に応じたサーバーファイルがダウンロードされるよ。RageMP フォルダ内に新しく server-files フォルダができているはず。これがサーバー起動に必要なファイル群だよ。
必要に応じて channel
パラメータを元の prerelease
に戻し、update.exe を再実行すればクライアント版に切り替えてゲームプレイもできるよ。
サーバーファイルは好きな場所に移動してフォルダ名を変えてもOK。必ずしも RAGEMP
フォルダ内で実行する必要はないよ。
サーバーを起動するには、server-files
フォルダ(またはサーバーフォルダ)内の ragemp-server.exe を実行すれば起動が始まる。ただし、先にポート開放とサーバー設定を済ませるのがおすすめ。
サーバーのポート開放
サーバーを外部からアクセス可能にするには、専用サーバープロセスが使うポートのポートフォワーディング設定を変更する必要があるよ。PowerShell コマンドでの設定が簡単だけど、Windows Defender ファイアウォールの設定画面からもできるよ。
初回サーバー起動時に UAC(ユーザーアカウント制御)の確認が出るはず。許可すればファイアウォールのルールが自動で設定されるから、そのまま次のセクションに進んでOK。許可しなかった場合は以下の方法で設定してね。
- PowerShell で設定
- Windows Defender で設定
Windows の検索ボックスで PowerShell を検索し、右クリックして 管理者として実行 を選択しよう。管理者権限で実行しないと設定が反映されないから注意してね。
必ず管理者モードで PowerShell を起動してね。そうしないと設定が正しく適用されないよ。
次に、以下のコマンドをコピーして PowerShell に貼り付けて実行しよう:
New-NetFirewallRule -DisplayName "RageMP Server" -Direction Inbound -LocalPort 22005 -Protocol TCP -Action Allow
New-NetFirewallRule -DisplayName "RageMP Server" -Direction Inbound -LocalPort 22005 -Protocol UDP -Action Allow
New-NetFirewallRule -DisplayName "RageMP Server" -Direction Outbound -LocalPort 22005 -Protocol TCP -Action Allow
New-NetFirewallRule -DisplayName "RageMP Server" -Direction Outbound -LocalPort 22005 -Protocol UDP -Action Allow
これで RageMP サーバーが外部からアクセス可能になるためのファイアウォールルールが自動で作成されるよ。
Windows の検索で Windows ファイアウォールの詳細設定 を開こう。基本のファイアウォール画面からは 詳細設定 をクリックして開く必要があるかも。
RageMP サーバー用に新しいルールを作成しよう。受信ルールと送信ルールの両方で、以下のプロトコルとポートを追加してね:
- TCP 受信・送信:22005
- UDP 受信・送信:22005
設定方法がわからなければ、ポートフォワーディング(ファイアウォール) ガイドも参考にしてみて。
これでサーバーが外部からアクセス可能になったよ。つまり、サーバーの IPアドレスを使って接続できるようになったってこと。
アクセスする前に、次のセクションでサーバー設定を済ませておくのがおすすめだよ。
設定
ここまでで RageMP サーバーのセットアップは完了。さらに細かい設定は設定ファイルで行えるよ。
ルートフォルダに戻って、conf.json ファイルを開こう。この中でポート番号やサーバー名など、いくつかのパラメータを調整できるよ。
例として、以下のような設定があるよ:
"maxplayers" : 100,
"name" : "ZAP-Hosting Docs Test",
"gamemode" : "freeroam",
サーバーの起動と接続
いよいよサーバーを起動しよう。server-files
フォルダ(またはサーバーフォルダ)に移動して、ragemp-server.exe を実行すると起動プロセスが始まるよ。コマンドプロンプトでサーバーのコンソールが開くはず。
ゲーム内の RageMP ランチャーから直接サーバーに接続できるようになるよ。
まとめ
おめでとう!VPS に RageMP サーバーを無事インストール&設定できたね!もし何か質問やトラブルがあれば、毎日対応しているサポートチームに気軽に連絡してね!