VPS: Pythonのインストール
はじめに
このガイドでは、WindowsにPythonランタイムをインストールする手順を紹介します。以下の手順はRDP経由で実行する必要があります。RDPでサーバーに接続する方法がわからない場合は、初回アクセス(RDP)ガイドをチェックしてください。
インストール
ステップ1: ファイルのダウンロード
お好きなブラウザを開きます(このガイドではChromeを使います)そしてhttps://www.python.org/downloads/にアクセスしてください。
次に、Download Python [version]
ボタンをクリックしてダウンロードが完了するまで待ちます。
ステップ2: Pythonのインストール
ダウンロードしたインストーラーを実行します。インストール設定の画面が表示されるので、必ず一番下のAdd python.exe to PATH
のチェックボックスにチェックを入れてください(これで後でPythonファイルの実行が楽になります)。その後、Install Now
ボタンをクリック。
ステップ3: インストール完了
ファイルのインストールが完了するまでしばらく待ちます。少し時間がかかることもあるので気長にどうぞ。:)
完了したらClose
を押して、サーバー上でPythonを使い始めましょう。
コードの実行
Pythonがサーバーにインストールされたので、Pythonプログラムを実行できます。
インタープリタモード
コマンドプロンプトやPowerShellでpython
コマンドを実行するとPythonインタープリタが起動します。>>>
の後に有効なPythonコードを書いてEnter
を押すと実行されます。終了するにはexit()
を入力するか、ウィンドウを閉じてください。
.pyファイルの実行
.py
ファイルを実行するには、コマンドプロンプトやPowerShellでpython3 [filename].py
と入力します。[filename]
は実行したいファイルのパスに置き換えてください。
多くのオンラインで見つかるプログラムはpython3 main.py
で実行できます。main.py
は多くのPythonプログラムの一般的な起点だからです。
また、Windows上でPython(.py)ファイルをダブルクリックしたり、右クリックしてPythonで開くことでも実行可能です。
仮想環境
Pythonプログラムを書くときにpipから外部パッケージをインストールする必要があるかもしれません。これらはグローバルにインストールしてすべての.pyスクリプトで使うこともできますが、仮想環境(venv)を作成することもできます。
venvの作成
まず、ファイルエクスプローラーでvenvを作成したいフォルダに移動し、準備ができたらpython -m venv .
を実行します。これで現在の場所に必要なファイルがインストールされます。
有効化と無効化
venv内でpip install
などのコマンドを実行するには、.\Scripts\activate
を実行して仮想環境を有効化します。これでコンソールはvenv内で動作し、スクリプトはローカルにインストールされたパッケージのみアクセス可能になります。
作業が終わったらdeactivate
コマンドでvenvを無効化して元に戻れます。
まとめ
おめでとうございます!VPSにPythonを無事インストール&設定できました!もし質問や問題があれば、毎日対応しているサポートチームまでお気軽にお問い合わせください!