VPS: Windowsサーバーの言語管理
はじめに
Windows OSは多言語に対応しているので、自分の母国語で簡単に使えます。このガイドでは、Windowsサーバーの言語を変更する方法を紹介します。
サーバー初期設定時に、OSバージョン選択画面で**(EN)と(DE)**タグが付いた英語版かドイツ語版のどちらかを選べます。
言語パックの追加
言語パックはWindowsに標準搭載された便利な機能で、サーバー上でローカライズされた言語パックを簡単に管理できます。
まずはRDPでWindowsサーバーに接続しましょう。接続方法がわからない場合は、初回アクセス(RDP)ガイドを参照してください。
接続したら、Windowsの検索バーかWindowsキーを押してスタートメニューの検索バーで「言語」を検索します。
この画面で言語セクションを見つけて、言語を追加するボタンを押します。
メニューからインストールしたい言語を検索し、次へを押して選択します。次の画面で、すべてのオプションにチェックを入れ、すぐに有効にしたい場合はWindowsの表示言語として設定するも必ず選択してください。
Windows OS全体の言語を変更するには、選択した言語が表示言語機能に対応している必要があります。
もし表示言語対応の言語が見つからない場合は、設定の更新とセキュリティから保留中のWindowsアップデートをインストールしてください。これでこのバグが解決します。
Windowsが選択した言語パックのダウンロードを開始します。完了まで時間がかかることがあるので気長に待ちましょう。
ダウンロード完了後、もしダウンロード時にWindowsの表示言語として設定するを選んでいなければ、再度言語ページに戻ってドロップダウンメニューから設定してください。
最後にサーバーを再起動すれば、新しい言語が適用されます。これでWindowsサーバーの言語パック管理は完了です。
サーバーOSの再インストール
言語パックの変更で問題が解決しない場合や、サーバーがまだ新品の場合は、英語版かドイツ語版のWindowsサーバーを再インストールするのも手です。
OSの再インストールはデータを完全に消去する破壊的な処理です。重要なデータは必ずバックアップを取ってから実行してください。
サーバーのウェブインターフェースの設定セクションから操作できます。
ここで**Windows (EN)かWindows (DE)**を選択し、サーバーの再インストールを開始しましょう。
再インストール開始後は、完了まで最大30分ほどかかるので気長に待ってください。