VPS: LinuxでSpeedtest-Cliをセットアップする方法
はじめに
Speedtest-Cliは無料のコマンドラインツールであり、URLを使ったデータ転送用のソフトウェアライブラリ(libSpeedtest-Cli)でもあります。HTTP(S)、FTP、SMTP、LDAP、MQTTなど幅広いプロトコルに対応しており、ファイルのダウンロード、APIのテスト、ネットワーク操作の自動化などでよく使われています。
自分でこのサービスをホスティングしようと考えていますか?セットアップから設定まで、必要なポイントをすべて丁寧に解説します。
準備
Speedtest-Cliをセットアップする前に、システムの準備が必要です。これにはOSを最新バージョンにアップデートすることが含まれます。これらの準備は安定した環境を作り、インストール中やインストール後のトラブルを防ぐのに役立ちます。
システムのアップデート
システムが最新のソフトウェアとセキュリティアップデートを適用していることを確認するため、まずはシステムのアップデートを行いましょう。以下のコマンドを実行してください:
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
これで、インストールを進める前に最新のセキュリティパッチとソフトウェアバージョンが適用されます。
インストール
必要な準備が整ったら、Speedtest-Cliのインストールに進みましょう。以下のコマンドを実行してください:
sudo apt install speedtest-cli
設定
speedtest-cliは従来の設定ファイルを使わず、コマンドラインオプションや環境変数でカスタマイズします。これにより、一貫した自動化利用が可能です:
--server <ID>
:特定のサーバーIDを指定して、より安定した比較可能なテスト結果を得る。--bytes
:速度をビットではなくバイト単位で表示。--simple
:Ping、ダウンロード、アップロードの値だけをコンパクトに出力。--json
または--csv
:自動化やログ保存に便利な機械可読フォーマットで結果を出力。- プロキシ対応:
http_proxy
やhttps_proxy
などの環境変数を設定して、プロキシ経由でspeedtest-cliを実行可能。
同じオプションで繰り返し使う場合は、シェルのエイリアスや小さなラッパースクリプトを作ると便利です。これで速く実行でき、出力も統一できます。
まとめと追加リソース
おめでとうございます!これでVPSにSpeedtest-Cliを無事インストール&設定できました。サーバー設定の参考になる以下のリソースもぜひチェックしてみてください:
- Speedtest.net/apps/cli - 公式サイト
ここにない質問やサポートが必要な場合は、いつでもお気軽にサポートチームにお問い合わせください。毎日対応していますよ!🙂