VPS: FTPサービスが動かない時のトラブルシューティング
ゲームサーバーやTeamspeakサーバーにFTPでアクセスできない時はどうする?
備考
注意:以下の手順はZAPのウェブインターフェースがインストールされた自分のVPSでのみ有効です!
作成したサーバーにFTPで接続できない場合、多くはFTPサービス(ProFTPD)が起動していないことが原因です。まれに設定ミスや、FTPのポート21が他のプログラムに使われていることもあります。
FTPの問題を詳しくチェックしよう:
接続可能か確認
ウェブインターフェースのFTPブラウザを使うと簡単に確認できます。対象サーバーのメニューの「ツール」から「FTPブラウザ」をクリック
次に「直接接続」ボタンを一回押します。
するとおそらくこんな画面が出ます:
WebFTPやFTPツールでの接続ができないことがわかったので、VPS上のFTPサービスを詳しく調べる必要があります。
ProFTPDの状態を確認
SSHやコンソールでサーバーに接続し、「service proftpd status」コマンドを入力します。状態が読み取られて表示されます:
ここで「dead」と表示されていれば、サービスは停止中でアクセスできません。
FTPサービスを再起動
FTPサービスは以下のコマンドで再起動できます:
service proftpd start
コマンド実行後に特に反応がなければ、通常はサービスが起動して利用可能になっています。
再度「service proftpd status」で状態を確認しましょう。こんな感じになっていればOKです:
状態が「active」になっていれば「dead」ではなくなり、FTP接続をFTPツールやWebFTPで再度試せます。
接続を再チェック
これで接続できてデータが見られるはずです。
問題解決!
✅ FTPサービス(ProFTPD)が起動してアクティブになったので、データのやり取りができるようになりました!