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VPS: FTPサービスが利用できない(GS/TS3インターフェース)

このガイドは、以下の製品を使用して作成されました:

(詳細はプロバイダーごとの製品によって異なる場合がありますが、基本的な概念は同じです)

はじめに

GS/TS3インターフェース経由で作成されたゲームサーバーやTeamspeak 3サービスはフルマネージドサービスです。FTPアクセスはインターフェースと基盤インフラを通じて提供されます。FTPアクセスができない場合、原因は通常、サービスの状態や内部設定、インフラ側の問題であり、ローカルのFTPクライアント設定が原因であることはほとんどありません。

GS/TS3インターフェース提供のFTPサービスについて

このガイドは、GS/TS3インターフェース機能を利用した際に自動でインストール・管理されるFTPサービスにのみ適用されます。GS/TS3インターフェースがインストールされていない場合、システム上にFTPサーバーはデフォルトでセットアップされません。その場合、FTPサービスを手動でインストールしない限りFTPアクセスは利用できません。

SSHでProFTPDの状態を確認する

SSHまたはコンソールでサーバーに接続し、以下のコマンドでFTPサービスの現在の状態を確認します。

service proftpd status

出力結果により、ProFTPDサービスが現在稼働中かどうかがわかります。サービスがactiveまたはrunningと表示されていれば、FTPサービス自体は利用可能で接続を受け付ける状態です。この場合、問題の原因はFTPデーモン自体ではなく、アクセス情報やファイアウォールのルール、クライアント設定に関連していることが多いです。

状態がinactive、dead、またはstoppedと表示されている場合はFTPサービスが停止しています。サービスが停止中はFTP接続は一切できません。

FTPサービスを再起動する

ProFTPDサービスが稼働していない場合は手動で起動できます。以下のコマンドを実行してください。

service proftpd restart

サービスの起動または再起動後は、必ず再度状態を確認し、ProFTPDが正常に稼働していることを確認しましょう。再起動後にactiveと表示されていればFTPアクセスは再び利用可能です。

FTPトラブルのよくある原因

FTPアクセスの問題は、FTPサービスが停止しているか、システムの再起動やアップデート時に停止されたままになっていることが多いです。設定ミスによりProFTPDが正常に起動できない場合もあります。また、別のサービスがすでにポート21を使用しているとFTPサービスが必要なポートにバインドできず起動できません。システムやサービスレベルの一時的な問題でFTPサービスが予期せず停止することもあります。

ProFTPDが起動できない、または起動直後にすぐ停止する場合は、さらなる調査が必要です。その際はシステムログの確認やサポートへの問い合わせをおすすめします。

まとめ

GS/TS3ゲームサーバーサービスのFTPアクセスはGS/TS3インターフェースを通じてのみ管理されています。基本的な確認で問題が解決しない場合はサポートへのエスカレーションが必要です。正確で詳細な情報を提供いただくことで、よりスムーズな対応が可能になります。ご不明点やサポートが必要な場合は、いつでもお気軽にお問い合わせください!🙂