Rust: 管理者コマンド
はじめに
Rustにはサーバーオーナーやプレイヤーが使える多彩なコマンドがあります。このページでは、サーバー設定、プレイヤー管理、プレイヤーコントロールに使われる最も便利で人気のあるコマンドをまとめています。
備考
一部のコマンドはプレイヤーのSteam64 IDの使用が必要です。下の簡単なチュートリアルでSteam IDの取得方法をチェックしましょう。
Steam IDの取得方法
まずはSteam ID Finderのようなツールを使ってSteam64 IDを取得します。
ここにSteamのURLを入力:
次に「Find Steam ID」を押します。Steamプロフィールが表示されるので、「Steam64ID (Dec)」をコピーしましょう。
これでSteam64 IDが手に入り、下記のSteam64 IDが必要なコマンドで使えます。
コマンドカテゴリ
下のタブでカテゴリを切り替えられます。表にはコマンド、受け付ける値(あれば)、説明が載っていて分かりやすくなっています。
備考
このページで紹介しているコマンドはすべてバニラRust用です。
- サーバー設定
- プレイヤー管理
- プレイヤー操作
コマンド構文 | 受け付ける値 | 説明 |
---|---|---|
server.globalchat | true/false | trueにするとチャットメッセージが全プレイヤーに表示される |
server.stop | - | サーバーを停止する |
server.save | - | サーバーを保存する |
server.saveinterval "value" | 整数 (デフォルト60) | サーバーの自動保存間隔を秒単位で設定 |
server.secure | true/false | trueにするとEasy Anti Cheat (EAC)が未登録またはBANされたプレイヤーの接続を拒否 |
server.seed "value" | 整数 (例: 123456) | サーバーワールドのシード値を設定 |
server.stability | true/false | trueにすると建物の構造安定性が有効になる |
server.tickrate "rate" | 整数 (デフォルト30) | サーバーのティックレートを設定 |
server.writecfg | - | 他のサーバーコマンドで設定した構成変更を保存 |
chat.serverlog | true/false | trueにするとチャットが常にサーバーコンソールにログされる |
commands.echo "text" | 文字列 (例: "Hello World!") | 指定したメッセージをサーバーコンソールに表示 |
global.say "message" | 文字列 (例: "Welcome!") | サーバー内の全プレイヤーにメッセージを送信 |
env.time | 整数 (例: 16) | ゲーム内の時間を指定した時間(時間単位)に設定 |
server.events | - | trueにするとエアドロップなどのサーバーイベントを有効化 |
commands.find "command" | 文字列 (例: "quit") | コマンドを検索、"."を使うと利用可能な全コマンドを一覧表示 |
global.quit | - | サーバーを保存して停止 |
global.init | - | 設定ファイルを読み込む |
コマンド構文 | 受け付ける値 | 説明 |
---|---|---|
global.ban "playername" "reason" | 文字列 (例: "Jacob"), 文字列 (例: "Was naughty!") | プレイヤーをサーバーからBAN(理由は任意) |
global.banid "steam64" | 整数 | Steam64 IDでプレイヤーをBAN |
global.banlistex | - | BANされたプレイヤー名と理由のリストを返す |
global.banlist | - | チャット内にBANされたプレイヤーのリストを表示 |
global.unban "steam64" | 整数 | Steam64 IDでBANを解除 |
global.kickall | - | サーバーから全プレイヤーをキック |
global.kick "steam64 / playername" "reason" | 整数/文字列 (例: "Jacob"), 文字列 (例: "Was naughty!") | Steam64 IDまたはプレイヤー名で指定したユーザーをキック(理由は任意) |
global.ownerid "steam64 / playername" | 整数/文字列 (例: "Jacob") | 指定したプレイヤーをサーバー管理者に設定(Authレベル2) |
global.removeowner "steam64" | 整数 | 指定したSteam64 IDの管理者権限を剥奪 |
global.moderatorid "steam64 / playername" | 整数/文字列 (例: "Jacob") | 指定したプレイヤーをサーバーモデレーターに設定(Authレベル1) |
global.removemoderator "steam64" | 整数 | 指定したSteam64 IDのモデレーター権限を剥奪 |
global.listid | - | Steam64 IDでBANされたユーザーのリストを返す |
コマンド構文 | 受け付ける値 | 説明 |
---|---|---|
kill | - | 自分のプレイヤーをキルする |
global.quit | - | ゲームを保存して終了 |
global.god | true/false | ダメージを受けなくなるGodモードを切り替え(管理者専用) |
global.noclip | true/false | 自由に飛べるNoclipモードを切り替え(管理者専用) |
global.debugcamera | true/false | フリーカメラモードを切り替え(管理者専用) |
player.sleep | - | プレイヤーを強制的に寝かせる |
commands.find "command" | 文字列 (例: "quit") | プレイヤーが使えるコマンドを検索 |
chat.say "text" | 文字列 (例: "Hello World!") | サーバー内の全プレイヤーにメッセージを送信 |
inventory.give "itemID" "amount" | 整数 (itemID), 整数 (例: 5) | 自分のインベントリにアイテムを追加 |
inventory.giveto "playername" "itemID" "amount" | 文字列 (例: "Jacob"), 整数 (itemID), 整数 (例: 5) | 指定したユーザーのインベントリにアイテムを追加 |