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Left 4 Dead 2: 管理者になる方法

このガイドは、以下の製品を使用して作成されました:

(詳細はプロバイダーごとの製品によって異なる場合がありますが、基本的な概念は同じです)

はじめに

管理者権限を割り当てることで、サーバーを完全にコントロールできるシンプルかつ包括的な管理が可能になります。管理者として、ゲーム内で提供されるすべてのオプションや機能を直接利用できます。サーバーに管理者権限を割り当てるために必要な手順を以下に詳しく説明します。

設定方法

管理者登録には、SourceModまたはMetaModのインストールが必須です。さらに、SteamアカウントのSteam IDが必要になります。Steam IDを取得する方法はいくつかあり、外部サイトを利用するか、ゲーム内コンソールから直接取得することができます。

ウェブサイトでSteamIDを取得するには、まずSteamプロフィールを開き、ページのどこかを右クリックしてプロフィールURLをコピーします。次に、そのURLを以下のいずれかのサイトに貼り付けます:

ページにSteamIDとその他のアカウント情報が表示されます。管理者登録にはSteamID32が必要です:

steamID32: STEAM_0:1:XXXXXX

または、ゲーム内コンソールからSteamIDを取得することも可能です。ゲームを起動し、サーバーに接続してコンソールを開き、以下のコマンドを入力します:

status

接続情報が表示され、その中にSteamIDが含まれています。次にFTPでサーバーに接続し、以下の場所にある admins.cfg ファイルを開きます:

.../addons/sourcemod/configs/

ファイルには例として以下のようなエントリーがあるので、コピーして編集してください:

Admins
{
"Player name"
{
"auth" "steam"
"identity" "STEAM_0:1:XXXXX"
"flags" "abcdef"
}
}

Player name はSteamアカウント名と一致する必要はなく、内部参照用の名前です。auth は認証方法で、steam のままにします。identity にSteamID32を入力します。flags は管理者に付与する権限を定義します:

権限フラグ説明
予約aスロット予約
基本権限b基本的な権限(必須)
キックcプレイヤーをキック
バンdプレイヤーをバン
バン解除eプレイヤーのバン解除
即死fプレイヤーを叩く・殺す
マップ変更gマップを変更
サーバー変数hサーバー設定値を変更
設定実行iサーバー設定ファイル実行
チャット権限j高度なチャット権限
投票開始k管理者投票を開始
パスワード設定lサーバーパスワード設定
RCON実行mRCONコマンド実行
チート許可nsv_cheatsを有効化
フルアクセスz全権限

複数のフラグを組み合わせることも可能です(例:bc はキック権限)。フルアクセスの場合は z のみを使います。管理者メニューはチャットで admin と入力するか、コンソールで sm_admin と入力すると開けます。

管理者コマンド

以下はサーバー管理者として使える代表的なコマンド一覧です。

コマンド説明
sm_kick <player>プレイヤーをキック
sm_ban <player> <time> [reason]指定分間プレイヤーをバン(0は永久)
sm_unban <SteamID/IP>プレイヤーのバンを解除
sm_slay <player>プレイヤーを即死させる
sm_slap <player> [damage]プレイヤーを叩く(ダメージ指定可)
sm_map <mapname>指定したマップに変更
sm_cvar <cvar> <value>サーバー設定変数をリアルタイムで変更
sm_vote <topic>基本的な投票を開始
sm_restartgame <seconds>カウントダウン後にゲームを再起動
sm_say <message>グローバルチャットにメッセージ送信

まとめ

ここまでの手順をしっかり行えば、サーバーの管理者権限設定は完了しているはずです。もし質問やサポートが必要な場合は、いつでもお気軽にサポートチームにお問い合わせくださいね!毎日対応しています 🙂