FiveM: txAdmin インターフェース
はじめに
txAdminは完全無料で使える、多機能なウェブパネルで、FiveMゲームサーバーの管理と監視を簡単に行えます。FiveMゲームサーバーの運営を超ラクにするための豊富な機能が揃っています。このガイドでは、txAdminのインターフェースを紹介し、その機能やできることをわかりやすく解説します。
ナビゲーション
ナビゲーションメニューには、Players(プレイヤー)、History(履歴)、Whitelist(ホワイトリスト)、Admins(管理者)、Settings(設定)、**System(システム)**の項目があります。以下でそれぞれ詳しく説明します。
Players(プレイヤー)
Playersセクションでは、接続したプレイヤーの統計情報をざっくり確認できます。総接続数、過去24時間の接続数、過去24時間および7日間の新規プレイヤー数などが表示されます。その下には現在接続中のプレイヤー一覧があり、総プレイ時間、初回接続時間、最終接続時間も見れます。
プレイヤーをクリックすると、さらに管理オプションが表示されます。ここでは詳細情報、メモ、履歴(BANや警告)、ID(プレイヤー識別子やハードウェアID)、BANの操作が可能です。
History(履歴)
Historyセクションでは、プレイヤーに対して発行されたすべての警告やBANが一覧で見れます。プレイヤー情報、理由、発行者や実行者、日時などの詳細も確認可能。警告やBANの取り消しもここから行えます。
Whitelist(ホワイトリスト)
Whitelistセクションではホワイトリスト機能の管理ができます。ホワイトリストを有効にすると、サーバーへのアクセスを制限可能です。txAdmin設定で有効にしている場合、新規プレイヤーが初めて接続すると自動でホワイトリスト申請が作成されます。ここで申請の管理ができます。
Admins(管理者)
Adminsセクションでは管理者の指定と管理ができます。**Add(追加)**ボタンを押すとポップアップが開き、アカウント作成と権限設定が可能です。
Settings(設定)
Settingsセクションでは、txAdminとゲームサーバーの幅広い設定が行えます。設定項目が多いため、Global(全般)、FXServer、Bans(BAN)、Whitelist(ホワイトリスト)、Discord、**Game(ゲーム)**のカテゴリに分かれています。以下で詳しく解説します。
Global(全般)
サーバー名、チャットやDiscordメッセージの言語、BANテンプレートの設定ができます。
FXServer
サーバーデータフォルダやCFGファイルパスの設定、ゲームモードやDLCの有効化、OneSyncのON/OFF、オートスタートやクワイエットモードなどの追加引数を設定できます。
Bans(BAN)
BAN機能の管理ができます。アカウントのBAN状態を常にチェックするかどうかや、BANで接続拒否された際に表示するメッセージを設定可能です。
Whitelist(ホワイトリスト)
ホワイトリスト機能のON/OFF設定や、ホワイトリストに登録がない場合に接続拒否された際のメッセージを設定できます。
Discord
Discord連携を有効にすると、情報が連携されたDiscordサーバーに自動送信されます。Discordボットの必要情報を設定して有効化します。
Game(ゲーム)
ゲーム内で使えるtxAdminメニューを有効化できます。管理者は /tx コマンドでメニューにアクセス・管理可能。レイアウトやスイッチ切替用ボタンの設定、通知や警告のカスタマイズもできます。
System(システム)
Settingsセクションでは、重要な一般オプションや情報が見れます。Master Actions(マスター操作)、Diagnostics(診断)、Console Log(コンソールログ)、**Action Log(アクションログ)**のカテゴリに分かれています。以下で詳しく説明します。
Master Actions(マスター操作)
FXServerのリセット、データベースのバックアップ、データベースのクリーンアップ、長期間非アクティブなプレイヤーをホワイトリストから削除するタイミングの設定ができます。
Diagnostics(診断)
環境情報、txAdminのランタイム情報、診断レポート、FXServerの /info.json、プロセス情報などが表示されます。
Console Log(コンソールログ)
txAdminの親端末での出力を表示。通常は隠れているデバッグメッセージも確認できます。
Action Log(アクションログ)
txAdminや管理者が行ったすべての操作を記録したログを表示します。
サイドバー
サイドバーメニューには、Dashboard(ダッシュボード)、Live Console(ライブコンソール)、Resources(リソース)、Server Log(サーバーログ)、**CFG Editor(CFGエディター)**の項目があります。以下で詳しく解説します。
Dashboard(ダッシュボード)
ダッシュボードではサーバーの基本情報を一目で確認できます。統計情報で利用状況やパフォーマンスのリアルタイムデータを監視可能。サーバーの状態(起動中、オンライン、停止中)がサイドバーに表示され、そこからサーバーの起動・停止・再起動、ワンクリックで全プレイヤーキック、アナウンス送信もできます。さらにスケジュール再起動の設定も可能。サイドバー右側には現在接続中のプレイヤー情報が表示されます。
Live Console(ライブコンソール)
ライブコンソールではサーバーの動作状況をリアルタイムで確認できます。アクティビティ、警告、エラーメッセージの詳細が見れ、問題解決のためのデバッグに役立ちます。
Resources(リソース)
Resourcesセクションでは、テンプレート(レシピ)で事前インストールされたものや後から追加したすべてのリソースを一覧で確認できます。必要に応じて再起動や停止も可能です。
Server Log(サーバーログ)
サーバーログでは、プレイヤーの接続・切断、チャットメッセージ、ゲーム内の死亡、メニュー操作、実行されたコマンド、システムイベントなど、サーバー上のすべてのアクティビティを監視できます。
CFG Editor(CFGエディター)
CFGエディターを使って、サーバーの server.cfg
設定ファイルを管理・更新できます。サーバー設定を制御する重要なコマンドがここにまとめられています。