専用サーバー: Myth of Empires 専用サーバー Windows セットアップ
はじめに
Windows VPS を持っていて、そこに MOE 専用サーバーをインストールしたい?それならここがピッタリ。この記事では、サーバーにこのサービスをインストールする手順をステップバイステップで解説するよ。
Windows VPSでMyth Of Empiresサーバーをセットアップする方法!
実際に動いているところを見ると理解しやすい?そんなあなたに!動画でわかりやすく解説。急いでいる時も、じっくり情報を吸収したい時もバッチリ!
準備
まずは、リモートデスクトップ(RDP)で VPS に接続しよう。接続方法がわからなければ、初回アクセス(RDP) ガイドを参考にしてね。
サーバーにアクセスできたら、専用サーバーファイルをダウンロードするために SteamCMD をセットアップしよう。SteamCMD は Steam クライアントの コマンドライン(CLI)版 で、Steam ワークショップや専用サーバーファイルを簡単にダウンロードできるツールだよ。Valve公式サイトからSteamCMDをダウンロードするか、直接こちらからもOK。
サーバーのどこかに新しいフォルダを作成しよう。ここでは steamcmd と名付けるよ。ダウンロードフォルダから先ほどダウンロードした steamcmd.zip ファイルを見つけて、この steamcmd フォルダに移動させてね。次に、右クリックして Windows の解凍機能か、7zipやWinRARなどのアプリで解凍しよう。すると steamcmd.exe ファイルが展開されるはず。
steamcmd.exe を実行して、インストールが完了するまで待とう。
Loading Steam API.... OK のメッセージが表示されたら、インストールは成功。次のセクションで MOE 専用サーバーのインストールに進もう。
インストール
インストール後は、先ほど実行した steamcmd.exe のコマンドプロンプトでコマンドを実行できるようになっているはず。まずはログインが必要で、匿名ユーザーでログインするには以下のコマンドを使おう:login anonymous
ログインできたら、ファイルのダウンロードを開始できるよ。
任意で、インストール先のディレクトリを指定したい場合は、force_install_dir [パス] コマンドを使ってね。[パス] はサーバーを設置したい場所に置き換えて。例:
force_install_dir C:\MOE-Server
次に、app_update 1794810 コマンドを実行するとダウンロードが始まるよ。App ID 1794810 は MOE のアプリケーションIDだ。
ダウンロードが完了するまで中断しないでね。少し時間がかかるけど、焦らず待とう! :)
ダウンロードが完了したら、サーバーファイルが保存されたディレクトリに移動しよう。
PrivateServerTool へのアクセス
通常の SteamCMD インストールとは違い、MOE は Windows でサーバーを動かすために、ローカルの Steam ゲームインストールからフォルダを持ってくる必要があるよ。
Steam を開いて、Myth of Empires を右クリックし、管理 の中の ローカルファイルを参照 を選択しよう。
開いたルートフォルダ内にある PrivateServerTool フォルダを探してね。このフォルダをサーバーにコピーする必要があるよ。ローカルPCで CTRL+C でコピーして、RDP 経由で Windows サーバーに CTRL+V で貼り付けよう。必ず専用サーバーのルートディレクトリに貼り付けてね。
次はポート開放とサーバー設定のセクションに進もう。
サーバーのポート開放
サーバーを外部からアクセス可能にするために、専用サーバープロセスが使うポートのポートフォワーディング設定を変更しよう。Powershell コマンドでの設定が簡単だけど、Windows Defender ファイアウォールの設定画面からもできるよ。
- Powershell で設定
- Windows Defender で設定
Windows の検索ボックスで Powershell を検索しよう。右クリックして 管理者として実行 するのを忘れずに。そうしないと権限不足で設定が反映されないよ。
必ず管理者モードで Powershell を起動してね。そうしないと設定が正しく適用されないことがあるよ。
以下のコマンドをコピーして Powershell に貼り付けて実行しよう:
New-NetFirewallRule -DisplayName "Myth of Empires Server" -Direction Inbound -LocalPort 11888,12888 -Protocol TCP -Action Allow
New-NetFirewallRule -DisplayName "Myth of Empires Server" -Direction Inbound -LocalPort 11888,12888 -Protocol UDP -Action Allow
New-NetFirewallRule -DisplayName "Myth of Empires Server" -Direction Outbound -LocalPort 11888,12888 -Protocol TCP -Action Allow
New-NetFirewallRule -DisplayName "Myth of Empires Server" -Direction Outbound -LocalPort 11888,12888 -Protocol UDP -Action Allow
これで MOE サーバーが外部からアクセス可能になるためのファイアウォールルールが自動で作成されるよ。
Windows の検索機能で Windows ファイアウォールの詳細設定 を開こう。基本のファイアウォール画面からは 詳細設定 をクリックして開く必要があるかも。
MOE サーバー用に新しいルールを作成しよう。受信と送信のルールをそれぞれ以下のプロトコルとポートで追加してね:
- TCP 受信・送信:11888, 12888
- UDP 受信・送信:11888, 12888
設定方法がわからなければ、ポートフォワーディング(ファイアウォール) ガイドを参考にしてね。
設定が終わったら、次のセクションで設定ファイル作成と起動用 .bat ファイルの準備をしよう。
設定
先ほどゲームファイルからコピーしたフォルダ内にあるサーバーツールを使って、設定ファイルとサーバー起動用の .bat ファイルを作成するよ。
以下のディレクトリに移動しよう(先ほどコピーしたフォルダ):
../MOE/PrivateServerTool
このフォルダ内の PrivateServerTool.exe を実行。ツールを使って、MODやゲーム設定などサーバーのオプションを好きなように設定しよう。
最低でも サーバー名 など基本的なパラメータは設定しておくのがおすすめ。
準備ができたら、ツールの Start Console タブに移動し、Save Config ボタンを押してから Start Server ボタンを押そう。これでサーバー起動用の StartPrivateServer.bat ファイルが生成されるよ。
StartPrivateServer.bat ファイルを右クリックして ショートカットの作成 をしておくと、起動がもっと楽になるよ。
自動生成された StartPrivateServer.bat ファイル内のゲームフォルダのパスを編集する必要があるかも。メモ帳などで開いて、ファイル冒頭のパスがサーバーフォルダの場所と合っているか確認してね。
もしパスが違う場合は、専用サーバーフォルダのルートで上部のパスバーをダブルクリックしてパスをコピーし、ファイル内の該当箇所に貼り付けて修正しよう。
サーバーの起動&接続
いよいよサーバーを起動しよう。Myth of Empires サーバーのディレクトリに移動して、StartPrivateServer.bat(ショートカットを作ったならそれでもOK)を実行してね。コマンドプロンプトでサーバーのコンソールが開き、起動処理が始まるよ。
起動後はゲーム内の カスタムサーバー タブから検索ボックスでサーバーを探して直接接続できるよ。
接続に問題がある場合は、StartPrivateServer.bat ファイルをメモ帳などで開いて、2つの IP パラメータが Windows サーバーの IP と一致しているか確認してみて。通常はツールが自動で設定するけど、トラブルシューティングとして有効だよ。
これで Windows 専用サーバーに Myth of Empires を無事インストール完了!お疲れさま!