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専用サーバー:Windows Server 2022のインストール

このガイドは、以下の製品を使用して作成されました:

(詳細はプロバイダーごとの製品によって異なる場合がありますが、基本的な概念は同じです)

はじめに

このガイドでは、専用サーバーにWindows ServerのOSをインストールし、設定する手順をステップバイステップで解説します。指示にしっかり従って、OSを確実にセットアップし、最大限に活用しましょう。

Windows Server 2022

本ガイドのセットアップ手順と画面はWindows Server 2022(2019の見た目と同じデザイン)をベースにしています。古いOSバージョンは構成や見た目が異なる場合がありますが、基本的な流れは同じです。

新しいバージョンの案内 / EOL情報

Microsoftの最新Windows Serverバージョンは2025です。長期プロジェクトには最新バージョンの利用をおすすめします。

古いWindows Serverのサポートはいずれ終了します。2022バージョンのサポート期限は以下の通りです:

  • アクティブサポート:2026年6月13日
  • セキュリティサポート:2031年10月14日

準備

OSのインストール・設定には、まず対応するOSのISOをマウントする必要があります。マウント方法は主に以下の3つです:

  1. 初期セットアップからのマウント
  2. iLO経由でのマウント(Virtual Media)
  3. iLO経由でのマウント(リモートコンソール)

ISOファイルのマウントに慣れていない場合は、初期セットアップOwn ISOガイドを参考にしてください。

インストール

Windows Serverをインストールするには、まずISOファイルが必要です。ZAPのウェブインターフェースから希望のWindowsバージョンを選択できます。もちろん、自分で用意したISOファイルを使うことも可能で、その場合はOwn ISOガイドを参照してください。

リモートコンソールにこの画面が表示されたら、ISOの読み込みが成功しています。セットアップを始めましょう。 言語を選択して「次へ」をクリック。

「今すぐインストール」を押してセットアップを開始。

Windowsのプロダクトキーを求められます。持っている場合は入力してください。

注記

Windowsライセンスは販売していません。キーはご自身で購入してください。

Windowsのプロダクトキーは各種オンラインショップで購入可能です。購入時は自分のWindowsバージョンに合った有効なキーか必ず確認しましょう。 Windows Server 2022には通常版とDatacenter版の2種類があります。 迷ったら「プロダクトキーがありません」を選択して、あとからキーを追加することも可能です。

インストールしたいエディションを選択してください。 後から変更できないので、間違えないように注意しましょう。 「(Desktop Experience)」付きのバージョンを選ばないと、Windowsがシェルベースになります。 選択したら「次へ」で進みます。

利用規約に同意して「次へ」をクリック。

Windowsの新規インストールなら「カスタム」を選択。2016から2022へのアップグレードなどの場合は「アップグレード」を選べます。

次に専用サーバーのパーティションを作成します。通常はまだパーティションがないはずですが、もしあれば選択して「削除」してください。

複数の小さいパーティションを作るか、大きな1つのパーティションを作るか選べます。小さいパーティションを作る場合でも、Windowsのメインパーティションは最低50GBは確保するのがおすすめです。 「新規」をクリックしてパーティションを作成。

大きな1つのパーティションにしたい場合は「適用」を押すだけでOK。セットアップが自動的に最大サイズを割り当てます。

Windowsは小さなシステム用パーティションを自動で作成します。「OK」を押して承認。

パーティション設定に問題なければ、Windowsをインストールしたいパーティションを選択して「次へ」をクリック。 あとはWindowsセットアップが自動で進みます。数分かかるので完了まで待ちましょう。 セットアップ中は特に操作不要です。

設定

セットアップ完了後、Windowsがパスワード設定を求めます。

希望のパスワードを入力してください。

備考

特殊文字を含む強力なパスワードを推奨します。

パスワードを忘れると復旧できないので、必ずメモを残しましょう。

パスワード設定後、Windowsのロック画面が表示されます。

Windowsにログインするには、リモートコンソールから CTRL + ALT + DELETE を押します。 (Javaコンソールの「Keyboard」から簡単に操作可能) パスワードを使ってログインしてください。

次にリモートデスクトップを有効化します。これで簡単にサーバーへ接続できるようになります。 エクスプローラーを開き、「PC」を右クリック。

「プロパティ」を選択。

「リモートの設定」を開く。

ファイアウォールの警告は「OK」で承認し、「適用」をクリック。

パソコンのリモートデスクトップを開き、ZAPのインターフェースのIPアドレスを入力。 ユーザー名は常にAdministrator、パスワードは先ほど設定したものです。

証明書警告は無視してOK。「今後このコンピューターへの接続で確認しない」にチェックを入れて、「はい」で完了。

これでリモートデスクトップ接続が確立し、専用サーバーを使えるようになります。 ネットワーク設定はDHCPで自動的に適用されるので、追加設定は不要です。

Hint

質問やトラブルがあれば、いつでもサポートに相談してくださいね!

まとめ

おめでとうございます!専用サーバーにWindows Server 2022のインストールが無事完了しました。何かあれば、毎日対応しているサポートチームまでお気軽にお問い合わせくださいね 🙂