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専用サーバー:サーバーリセット(工場出荷時状態)

このガイドは、以下の製品を使用して作成されました:

(詳細はプロバイダーごとの製品によって異なる場合がありますが、基本的な概念は同じです)

はじめに

サーバーの調子が悪い?それとも最初からやり直したいけど方法がわからない?安心して!サーバーは再インストールでリセットできます。このガイドでは、そのやり方と注意点をわかりやすく解説します。

準備

サーバーのデータをリセットする前に、既存のデータはすべて消えてしまうことを理解しておきましょう。大事なデータがあるなら、再インストールを始める前に必ずバックアップを取ってくださいね。その後、どの方法でシステムをリセットするか決めましょう。

データのリセット方法

ニーズや状況に応じて、データリセットには2つの方法があります。以下でそれぞれ詳しく説明します:

  • RAID構成を使ったデータリセット(クイックメソッド)
  • Wipe ISOを使ったデータリセット(徹底メソッド)

RAID構成を使ったリセットは、既存データを論理的に消去して新しいデータに置き換えるので、システム再インストールに最適な高速かつ効率的な方法です。

一方、Wipe ISOを使う方法は複数回の消去サイクルを行い、すべてのデータを完全かつ不可逆的に削除します。徹底的にシステムを消去したい場合におすすめです。

クイックメソッド

RAID構成の設定と同様に、起動時に F8 キーを押してRAID設定画面を開きます。メニューから Delete Logical Drive を選択してください。現在のRAID構成とハードディスクが表示されます。F8 キーを押して既存のRAIDを削除し、F3 キーで確定します。

次にRAID設定画面に戻り、Create Logical Drive を選択。使用するハードディスクと希望のRAID構成(Raid 0/1)を選んで、Enter キーでRAIDを作成します。

RAID構成のやり方がわからない場合は、こちらの一般的なRAID設定ガイドもチェックしてみてください。

徹底メソッド

実際にデータをリセットするには、Wipe ISOをマウントして実行する必要があります。ISOファイルはiLOやリモートコンソールからマウント可能です。やり方がわからない場合は、Own ISOガイドを参考にしてください。

以下のWipe ISOファイルをサーバーにマウントして再起動します:

http://185.223.30.65/dedicatedisos/wipedisk.iso

再起動後、Wipe ISOが自動で検出・起動されます。お好きなリモートコンソール(HTML5、.NET、Java Web Start)で専用サーバーに接続してください。

サーバーが自動的に処理を実行し、フォーマットの進捗が表示されます。すべての既存ボリュームが上書きされ、データは完全に削除されます。SSDの容量によっては、45分から2時間ほどかかる場合があります。

危険

この処理は取り消せません。完了後にバックアップからの復元もできません。 データを完全に消去しても問題ないと確信がある場合のみ実行してください。

まとめ

おめでとうございます!専用サーバーのデータを無事に削除できました。もし質問やサポートが必要なら、いつでもお気軽にサポートチームまでご連絡くださいね!🙂