専用サーバー:Ubuntu 22.04 のインストール
はじめに
以下では、専用サーバーにUbuntu OSをインストールし設定する手順をステップごとに説明します。これらの手順をしっかりと守ることで、OSを確実にセットアップし、最大限に活用できます。
準備
OSのインストールと設定には、まず対応するOSのISOをマウントする必要があります。マウント方法は主に以下の3つです:
- 初期セットアップからのマウント
- iLO経由でのマウント(Virtual Media)
- iLO経由でのマウント(リモートコンソール)
ISOファイルのマウントに慣れていない場合は、初期セットアップやOwn ISOガイドを参照するのがベストです。
インストール
ISOが正常にマウントされ読み込まれると、サーバーはセットアッププロセスに入ります。最初にOSで使用したい言語を選択します。利用可能な言語の中から選び、Enter
キーで確定してください。
次に、言語に合ったキーボードレイアウトを選択し設定します。自分に合ったキーボードレイアウトを選んでください。
続いてネットワーク設定です。サーバーはデフォルトでDHCP設定になっています。デフォルトのネットワークアダプターはeno1
です。デフォルト設定を確認して続行してください。
オプションでプロキシの設定も可能ですが、必須ではありません。必要なければこのステップはスキップしてください。
次にUbuntuのアーカイブミラー(パッケージのダウンロードサーバー)を指定します。当社の専用サーバーはドイツにあるため、最速のダウンロード速度を得るにはドイツのミラーを選ぶのがおすすめです。
ストレージのパーティション設定に進みます。大きな1つのパーティションにするか、必要に応じて分割も可能です。SSD全体を1つのパーティションとして使いたい場合は「Use an entire disk」を選択して続行してください。
セットアップが自動でボリュームを作成します。Done
を選択して次に進みましょう。
処理を開始する前に、既存のデータがすべて削除される旨の警告が表示されます。Continue
を選択して確定してください。
ユーザーアカウントを好みに合わせて設定してください。最終的にrootアカウントを使いたい場合はパスワードを変更すればOKです。タブキーや矢印キーで選択肢を移動し、設定が完了したらDone
にチェックを入れて進みます。
SSHセットアップのインストールを推奨します。SSHでサーバーを管理したい場合はインストールオプションを選択し、処理を確定してください。
Ubuntuにはいくつかのデフォルトsnapパッケージがあります。使いたいものがあればチェックを入れてください。
最後に、ISOを取り出して再起動時に再読み込みされないようにします。サーバーを再起動してインストールを完了させましょう。
設定
rootユーザーのパスワード変更
rootユーザーのパスワードは簡単に変更可能です。sudo su
を実行し、自分のパスワードを入力します。続けてsudo passwd
を実行し、新しいrootパスワードを入力してください。これでrootユーザーでログインできるようになります。
まとめ
おめでとうございます!専用サーバーにUbuntu 22.04のインストールが無事完了しました。もし質問やサポートが必要な場合は、いつでもお気軽に当社のサポートチームにご連絡ください。毎日対応していますよ!🙂