専用サーバー:Ubuntu 20.04のインストール
はじめに
以下では、専用サーバーにUbuntu OSをインストールし設定する手順をステップごとに解説します。これらの手順をしっかりと守って、OSを確実にセットアップし、最大限に活用しましょう。
準備
OSのインストールと設定には、まず対応するOSのISOをマウントする必要があります。マウント方法はいくつかあります:
- 初期セットアップからのマウント
- iLO経由でのマウント(バーチャルメディア)
- iLO経由でのマウント(リモートコンソール)
ISOファイルのマウントに慣れていない場合は、当社の初期セットアップやOwn ISOガイドを参照するのがベストです。
インストール
ISOが正常にマウントされ読み込まれると、サーバーはセットアッププロセスに入ります。最初にOSで使用したい言語を選択します。利用可能な言語の中から選び、Enterキーで確定してください。
次に、言語に合ったキーボードレイアウトを選択して設定します。ここでも自分に合ったキーボードレイアウトを選んでください。
続いてネットワーク設定です。サーバーはデフォルトでDHCP設定になっています。デフォルトのネットワークアダプターはeno1です。デフォルト設定を確認して進んでください。
オプションで追加のプロキシ設定も可能ですが、必須ではありません。必要なければこのステップはスキップしましょう。
次にUbuntuアーカイブミラー(パッケージのダウンロードサーバー)を指定します。当社の専用サーバーはドイツにあるため、最速のダウンロード速度を狙うならドイツのミラーを選ぶのがおすすめです。
ストレージ設定でパーティションを決めます。大きな1つのパーティションにするか、必要に応じて分割も可能です。SSD全体を1つのパーティションとして使いたい場合は「Use an entire disk」を選択して続行してください。
セットアップが自動でボリュームを作成します。Doneを選んで次に進みましょう。
処理を開始する前に、既存のデータがすべて削除される旨の警告が表示されます。Continueを選んで確定してください。
ユーザーアカウントを好きなように設定してください。最終的にrootアカウントを使いたい場合はパスワードを変更すればOKです。
タブキーや矢印キーで選択肢を移動できます。設定が終わったらDoneにチェックを入れて進みましょう。
SSHセットアップのインストールを推奨します。SSHでサーバーを管理したい場合はインストールオプションを選択して確定してください。
Ubuntuにはいくつかのデフォルトスナップが用意されています。使いたいものがあればチェックを入れてください。
最後に、ISOを取り出して再起動時に再読み込みされないようにします。サーバーを再起動してインストールを完了させましょう。
設定
rootユーザーのパスワード変更
rootユーザーのパスワードは簡単に変更可能です。sudo suを実行しパスワードを入力します。その後sudo passwdを実行してパスワードを変更してください。新しいrootパスワードを入力すれば完了です。これでrootユーザーでログインできます。
まとめ
おめでとうございます!専用サーバーにUbuntu 20.04のインストールが無事完了しました。もし質問やサポートが必要な場合は、いつでもお気軽に当社のサポートチームにお問い合わせくださいね!🙂