専用サーバー:Ubuntu 18.04のインストール
はじめに
以下では、専用サーバーにUbuntu OSをインストールし設定する手順をステップバイステップで解説します。これらの手順をしっかりと守って、OSを確実にセットアップし、最大限に活用しましょう。
準備
OSのインストールと設定には、まず対応するOSのISOをマウントする必要があります。マウント方法は以下のいずれかです:
- 初期セットアップからのマウント
- iLO経由でのマウント(Virtual Media)
- iLO経由でのマウント(リモートコンソール)
ISOファイルのマウントに慣れていない場合は、初期セットアップやOwn ISOのガイドを参照するのがベストです。
インストール
ISOのマウントと読み込みが成功すると、サーバーはセットアッププロセスに入ります。最初にOSで使用する言語を選択します。利用したい言語を選び、Enterキーで確定してください。
次に、言語に合ったキーボードレイアウトを選択して設定します。ここでも自分に合ったキーボードレイアウトを選んでください。
続いてネットワーク設定です。サーバーはデフォルトでDHCP設定になっています。デフォルトのネットワークアダプターはeno1です。デフォルト設定を確認して進みましょう。
オプションで追加のプロキシ設定も可能ですが、必須ではありません。不要ならこのステップはスキップしてください。
次にUbuntuアーカイブミラー(パッケージのダウンロードサーバー)を指定します。弊社の専用サーバーはドイツにあるため、最速のダウンロード速度を狙うならドイツのミラーを選ぶのがおすすめです。
ストレージ設定でパーティションを決めます。大きな1つのパーティションにするか、必要に応じて分割も可能です。SSD全体を1つのパーティションとして使いたい場合は「Use an entire disk」を選択して続行してください。
セットアップが自動でボリュームを作成します。Doneを選んで次へ進みましょう。
処理を開始する前に、既存のデータがすべて削除される旨の警告が表示されます。Continueを選んで確認してください。
ユーザーアカウントの設定を行います。rootアカウントのパスワードを変更すればrootアカウントも使えます。タブキーや矢印キーで操作し、設定が完了したらDoneを選択してください。
SSHセットアップのインストールを推奨します。SSHでサーバーを管理したい場合はインストールオプションを選択し、処理を確定してください。
Ubuntuにはいくつかのデフォルトsnapパッケージがあります。使いたいものがあればチェックを入れてください。
最後に、ISOを取り出して再起動時に再読み込みされないようにします。サーバーを再起動して処理を完了させましょう。
設定
rootユーザーのパスワード変更
rootユーザーのパスワードは簡単に変更可能です。sudo suを実行し、自分のパスワードを入力します。続けてsudo passwdを実行し、新しいrootパスワードを入力してください。これでrootユーザーでログインできます。
まとめ
おめでとうございます!専用サーバーにUbuntu 18.04のインストールが無事完了しました。もし質問やサポートが必要な場合は、毎日対応しているサポートチームまでお気軽にお問い合わせくださいね!🙂