専用サーバー:Ubuntu 24.04 のインストール
はじめに
以下では、専用サーバーにUbuntu OSをインストールし設定する手順をステップごとに解説します。これらの手順をしっかりと守って、OSを正しくセットアップし、最大限に活用しましょう。
準備
OSのインストールと設定には、まず対応するOSのISOをマウントすることが重要です。マウント方法はいくつかあります:
- 初期セットアップからのマウント
- iLO経由でのマウント(Virtual Media)
- iLO経由でのマウント(リモートコンソール)
ISOファイルのマウントに慣れていない場合は、まず当社の初期セットアップまたは独自ISOガイドを参照するのがおすすめです。
インストール
ISOが正常にマウントされ読み込まれると、サーバーはセットアッププロセスに入ります。最初にOSで使用したい言語を選択します。利用可能な言語の中から選び、Enter
キーで確定してください。
次に、言語に合ったキーボードレイアウトを選択して設定します。ここでも自分に合ったキーボードレイアウトを選びましょう。
続いてネットワーク設定です。サーバーはデフォルトでDHCPによる設定になっています。デフォルトのネットワークアダプターは eno1
です。デフォルト設定を確認して続行してください。
オプションで追加のプロキシを設定できますが、必須ではありません。必要なければこのステップはスキップしましょう。
次にUbuntuのアーカイブミラー(パッケージのダウンロードサーバー)を指定します。当社の専用サーバーはドイツにあるため、最速のダウンロード速度を得るにはドイツのミラーを選ぶのがおすすめです。
ストレージ設定でパーティションを定義します。大きな1つのパーティションにするか、必要に応じて分割も可能です。SSD全体を1つのパーティションとして使いたい場合は「ディスク全体を使用」を選択して続行してください。
セットアップが自動でボリュームを作成します。完了
を選んで次に進みましょう。
処理を開始する前に、既存のデータがすべて削除される旨の警告が表示されます。続行
を選んでこのメッセージを確認してください。
ユーザーアカウントを好きなように設定してください。最終的にrootアカウントを使いたい場合はパスワードを変更すればOKです。タブキーや矢印キーで選択肢を移動し、設定が終わったら完了
にチェックを入れて進みます。
SSHセットアップのインストールを推奨します。SSHでサーバーを管理したい場合はインストールを選択して確定してください。
Ubuntuにはいくつかのデフォルトsnapパッケージがあります。使いたいものがあればチェックを入れましょう。
処理を完了するには、ISOを排出して再起動時に再度読み込まれないようにします。サーバーを再起動してセットアップを終了しましょう。
設定
rootユーザーのパスワード変更
rootユーザーのパスワードは簡単に変更できます。sudo su
を実行してパスワードを入力し、その後sudo passwd
を実行して新しいパスワードを設定してください。これでrootユーザーでログイン可能になります。
まとめ
おめでとうございます!専用サーバーにUbuntu 24.04のインストールが無事完了しました。もし質問やサポートが必要な場合は、毎日対応しているサポートチームまでお気軽にお問い合わせくださいね!🙂