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専用サーバー:Linux専用サーバーにTeamspeak 6サーバーをセットアップ

このガイドは、以下の製品を使用して作成されました:

(詳細はプロバイダーごとの製品によって異なる場合がありますが、基本的な概念は同じです)

はじめに

2025年夏、TeamSpeakはTeamSpeak 6サーバーベータ版をリリースしました。次世代のTeamSpeakをいち早く体験できます!

自分でこのサービスをホスティングしようと考えていますか?セットアップから設定まで、必要なポイントをすべて丁寧に解説します。

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前提条件

Teamspeak 6サーバーをインストールする前に、スムーズなインストールと最適なパフォーマンスを保証するために、ホスティング環境が以下の要件を満たしていることを確認してください。

ハードウェア最低要件ZAP-Hosting推奨スペック
CPU1 CPUコア4 CPUコア
RAM1 GB4 GB
ディスク容量1 GB25 GB

準備

TeamSpeak 6サーバーをセットアップする前に、システムの準備が必要です。これにはOSを最新バージョンにアップデートし、必要な依存関係をすべてインストールすることが含まれます。これらの準備は安定した環境を確保し、インストール中やインストール後の問題を防ぐのに役立ちます。

システムのアップデート

システムが最新のソフトウェアとセキュリティ改善を反映していることを確認するため、まずはシステムアップデートを行いましょう。以下のコマンドを実行してください:

sudo apt update && sudo apt upgrade -y

これにより、最新のセキュリティパッチとソフトウェアバージョンが適用されます。

依存関係のインストール

アップデートが完了したら、依存関係のインストールに進みます。簡単かつ推奨される方法としてDockerを使うのがおすすめです。まずはDockerエンジンをインストールしましょう:

curl -fsSL https://get.docker.com -o get-docker.sh
sh get-docker.sh

インストール

すべての要件が満たされ、準備が整ったら、Teamspeak 6サーバーアプリケーションのインストールに進みます。

次に、TeamSpeak 6サーバー用のDocker Composeファイル docker-compose.yml を作成します。任意のディレクトリで構いませんが、ここでは例として /opt/containers/ts6/ に作成します。公式のTeamSpeak Composeファイルを使用します:

services:
teamspeak:
image: teamspeaksystems/teamspeak6-server:latest
container_name: teamspeak-server
restart: unless-stopped
ports:
- "9987:9987/udp" # ボイス用ポート
- "30033:30033/tcp" # ファイル転送用
# - "10080:10080/tcp" # Webクエリ用
environment:
- TSSERVER_LICENSE_ACCEPTED=accept
volumes:
- teamspeak-data:/var/tsserver/

volumes:
teamspeak-data:

ファイルを作成したいディレクトリに移動し、nano docker-compose.yml コマンドでファイルを開き、上記内容を貼り付けて保存してください。

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DockerコンテナとTeamSpeak 6サーバーを起動するには、以下のDocker Composeコマンドを実行します:

docker compose -f /opt/containers/ts6/docker-compose.yml up

これでTeamSpeak 6サーバーのDockerコンテナが起動します。デフォルトではまだ常駐動作しません。初回起動時にはサーバークエリアドミンアカウント特権キーに関する重要な情報が表示されます。

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この情報は次回以降の起動時には表示されないため、必ず安全な場所に保存してください。その後、CTRL+Cでコンテナを停止します。

設定

Docker Composeファイル内の環境変数を使って、TeamSpeak 6サーバーの追加設定が可能です。これにより、サーバーを自分のニーズに合わせてカスタマイズできます。利用可能なオプションの全リストは公式のTeamSpeak 6 Serverドキュメントで確認できます。

docker-compose.ymlの例:

environment:
- TS6_SERVER_NAME=MyTS6Server
- TS6_QUERY_PORT=10022

サーバー運用

TeamSpeak 6サーバーをバックグラウンドで常時稼働させるには、以下のコマンドでコンテナを起動します:

docker compose -f /opt/containers/ts6/docker-compose.yml up -d

サーバーを停止するには、以下のコマンドでコンテナを停止してください:

docker compose -f /opt/containers/ts6/docker-compose.yml down

接続方法

TeamSpeak 6サーバーが起動したら、TeamSpeak 6クライアントを使って接続できます。サーバーのIPアドレスと正しいポート番号を入力して、クライアントから接続し、動作を確認しましょう。

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まとめと追加リソース

おめでとうございます!これで専用サーバーにTeamspeak 6サーバーを無事インストール・設定できました。さらにサーバー設定の参考になる以下のリソースもぜひチェックしてみてください。

ここにない質問やサポートが必要な場合は、いつでもお気軽にサポートチームにお問い合わせください。毎日対応していますよ!🙂