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専用サーバー:phpMyAdminのインストール

このガイドは、以下の製品を使用して作成されました:

(詳細はプロバイダーごとの製品によって異なる場合がありますが、基本的な概念は同じです)

はじめに

phpMyAdminはMySQLやMariaDBのデータベースを管理するための無料のウェブベースツールです。SQLコマンドを手動で入力することなく、データベースの作成、編集、管理、削除を簡単に行えるユーザーフレンドリーなインターフェースを提供します。

準備

インストールを始める前に、システムが最新の状態であることを確認しましょう。保留中のアップデートやアップグレードは以下のコマンドで実行できます:

sudo apt update -y
sudo apt upgrade -y

また、phpMyAdminを使うためにはPHPがすでにインストールされている必要があります。PHPのインストール方法については、当社のPHPインストールガイドをチェックしてください。

PHPパッケージが不足している場合

必要なPHPパッケージが不足していると、phpMyAdminのPHPファイルが正しく処理・表示されません。

インストール

準備が整ったら、phpMyAdminのインターフェースのインストールを始めましょう。まずはphpMyAdminをインストールしたいディレクトリを開きます。

cd /usr/shareコマンドで該当ディレクトリに移動し、wgetを使って最新のphpMyAdminバージョンをダウンロードします:

wget https://www.phpmyadmin.net/downloads/phpMyAdmin-latest-all-languages.zip -O phpmyadmin.zip
Warning

wgetコマンドが見つからない場合は、以下のコマンドでインストールできます:sudo apt install wget -y

ダウンロードが完了したら、次のコマンドでZIPファイルを解凍します:

unzip phpmyadmin.zip
Warning

unzipコマンドが見つからない場合は、以下のコマンドでインストールできます:sudo apt install unzip -y

解凍したアーカイブをわかりやすい名前にリネームし、ZIPファイルを削除、必要な権限を設定します:

mv phpMyAdmin-*-all-languages phpmyadmin
rm phpmyadmin.zip; chmod -R 0755 phpmyadmin

設定

ウェブサーバーの設定ファイル

次にphpMyAdminをウェブサーバーの設定に追加します。nano /etc/apache2/conf-available/phpmyadmin.confで新しいVirtual Host設定ファイルを作成し、以下の内容を入力してください:

# phpMyAdmin Apache設定

Alias /phpmyadmin /usr/share/phpmyadmin

<Directory /usr/share/phpmyadmin>
Options SymLinksIfOwnerMatch
DirectoryIndex index.php
</Directory>

# セキュリティのため不要なディレクトリへのウェブアクセスを禁止
<Directory /usr/share/phpmyadmin/templates>
Require all denied
</Directory>
<Directory /usr/share/phpmyadmin/libraries>
Require all denied
</Directory>
<Directory /usr/share/phpmyadmin/setup/lib>
Require all denied
</Directory>

内容を入力したら、CTRL+Xで保存して閉じ、Yを押してEnterで確定します。

作成したVirtual Host設定ファイルを有効化し、読み込み直します。以下のコマンドを実行してください:

a2enconf phpmyadmin
systemctl reload apache2

必要な一時ディレクトリの作成

phpMyAdminが正常に動作するために、一時ディレクトリを作成し、必要な権限を設定します。以下のコマンドを使ってください:

mkdir /usr/share/phpmyadmin/tmp/
chown -R www-data:www-data /usr/share/phpmyadmin/tmp/

まとめ

おめでとうございます!phpMyAdminのインストールと設定が無事完了しました。サーバーのIPアドレスとパス(http://IP-Address/phpmyadmin)を使ってウェブインターフェースにアクセスできます。質問やサポートが必要な場合は、いつでもお気軽に当社のサポートチームにお問い合わせくださいね!🙂