専用サーバー:FreeBSDのインストール
はじめに
以下では、専用サーバーにFreeBSD OSをインストールし設定する手順をステップごとに解説します。指示にしっかり従って、OSを確実にセットアップし、最大限に活用しましょう。
このガイドはFreeBSD 13.0をベースに構成しています。以前のバージョンや新しいバージョンでは、手順が若干異なる場合があります。
準備
OSのインストールと設定には、まず対応するOSのISOをマウントする必要があります。マウント方法は主に以下の3つです:
- 初期セットアップからのマウント
- iLO経由でのマウント(Virtual Media)
- iLO経由でのマウント(リモートコンソール)
ISOファイルのマウントに慣れていない場合は、初期セットアップやOwn ISOガイドを参考にするのがオススメです。
インストール
ISOが正常に読み込まれると、サーバーはセットアップ画面に入ります。
Enter
キーを押してインストールを開始しましょう!
好きなキーマップを選択して「続行」を押します。
希望のホスト名を入力してください。
インストールしたいシステムパッケージを任意で選択できます。選び終わったら「OK」で進みます。
ここでパーティションを作成できます。例ではRAID0を使用しています。RAIDの詳細はRAIDの設定をご覧ください。
変更がなければEnter
で進みます。
RAID0なので冗長性は「なし」を選択。
ボリュームをSpace
で選択し、Enter
で進みます。
すべてのデータが消去されることを確認します。
セットアップ処理が始まります。数分かかる場合があります。
パスワードを入力し、Enter
を押して進みます。
IPv4/IPv6の設定は最後に行うため「No」を選択。
「Yes」を選び、タイムゾーンと日時を設定します。
サーバー起動時に自動起動するシステムを変更できます。
必要に応じてセキュリティ設定を変更可能です。
セットアップ完了です。「Exit」を選んでEnter
で確定しましょう。
iLOからISOファイルを取り外し、「Reboot」を選択してください。
設定
ネットワーク
ネットワークデバイスを有効にするため、パスワードでシステムにログインしてください。
お好きなエディタでloader.conf
を開きます。例:ee /boot/loader.conf
。以下の行を追加してください:
if_oce_load="YES"
CTRL+C
でエディタを終了し、exit
と入力した後、専用サーバーを再起動します。
再起動後、rc.conf
を編集します。例:ee /etc/rc.conf
。以下の行を追加してください:
ifconfig_oce0="DHCP"
例にあるネットワークアダプター名oce0は異なる場合があります。正しいアダプター名はifconfig
コマンドで確認してください。DHCPサーバーから自動的にIPアドレスが取得されます。
例としてはこんな感じになります:
CTRL+C
でエディタを閉じ、「exit」と入力した後、/etc/netstart
コマンドを一度実行してください。
これでサーバーはインターネットに接続されているはずです。
まとめ
おめでとうございます!専用サーバーにFreeBSD OSのインストールが無事完了しました。質問やサポートが必要な場合は、いつでもお気軽にサポートチームまでご連絡くださいね!🙂