専用サーバー:CentOSのインストール
はじめに
以下では、専用サーバーにCentOSのOSをインストールし設定する手順をステップごとに解説します。これらの指示をしっかりと守って、OSを確実にセットアップし、最大限に活用しましょう。
このガイドはCentOS 8.3をベースに構成されています。以前のバージョンや新しいバージョンのインストール手順は多少異なる場合があります。
準備
OSのインストールと設定を行うには、まず対応するOSのISOをマウントする必要があります。マウント方法はいくつかあります:
- 初期セットアップからのマウント
- iLO経由でのマウント(Virtual Media)
- iLO経由でのマウント(リモートコンソール)
ISOファイルのマウントに慣れていない場合は、まず初期セットアップやOwn ISOのガイドを参照するのがおすすめです。
インストール
ISOが正常に読み込まれると、サーバーはセットアッププロセスに入ります。
-
キーボード
お好みのキーボードレイアウトを選択 -
時刻と日付
タイムゾーンを選択 -
rootパスワード
rootアカウントのパスワードを設定します。どんなものでも構いませんが、強力なパスワードを使い、安全な場所に保存してください。 -
インストール先
CentOSをインストールするSSDを選択 -
ネットワークとホスト名
互換性の問題により、ネットワークはまだ設定できません。最後に設定します。
すべての設定が完了したら、「インストール開始」を押してください。
インストールが完了したら、サーバーからISOファイルを取り外し、「システムを再起動」をクリックします。
設定
ネットワーク
次にネットワークデバイスを設定します。いくつかのファイルを更新する必要があるため、リモートコンソールまたはiLOから以下のISOファイルをサーバーにマウントしてください。
http://185.223.30.65/dedicatedisos/centos-network-554flb.iso
ISOファイルが正常にマウントされたら、システム内にマウントしてアクセスできるようにします。
mount /dev/sr0 /mnt
ISOファイルは現在/mnt
にマウントされています。
rpm -i /mnt/be2net.rpm
次にアップデートパッケージをインストールします。
modprobe be2net
このステップでアップデートを実行します。数秒かかる場合があります。
ip a s
コマンドでeno1
というネットワークデバイスが存在するか確認してください。存在すればシステムを再起動してください。
システム再起動後、ネットワークデバイスの設定を続けます。
nano /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eno1
以下の内容をファイルに入力してください:
DEVICE=eno1
BOOTPROTO=dhcp
ONBOOT=yes
nanoはCTRL+X
、続けてY
で保存して終了できます。
次に、ifup eno1
でネットワークデバイスを起動します。
これで専用サーバーはインターネット接続が使える状態になっているはずです。
まとめ
おめでとうございます!専用サーバーにCentOS OSを無事インストールできました。もし質問やサポートが必要な場合は、毎日対応しているサポートチームまでお気軽にお問い合わせくださいね!🙂