Abiotic Factor:サーバー設定
はじめに
Abiotic Factorのゲームサーバーは、多彩な設定パラメーターを自由にカスタマイズできます。このガイドでは、現在利用可能な設定パラメーターをすべて紹介し、それぞれの詳細をわかりやすく解説します。
設定ファイルへのアクセス方法
まずは設定ファイルにアクセスして、パラメーターを編集できるようにしましょう。設定ファイルの編集方法は複数あります。
- Webインターフェースから
- WI設定ファイルから
- FTPから
WI設定ファイルから
設定ファイルを編集する前にサーバーを停止してください。編集後にサーバーを再起動すると、変更が元に戻ってしまいます。
また、直接ファイルを編集したい場合は、ゲームサーバーのWebインターフェースのConfigsセクションに移動し、青い「ファイル編集」ボタンを押すと以下のようにテキストエディタが開きます:
このエディタ上で直接編集が可能です。
FTPから
設定ファイルを編集する前にサーバーを停止してください。編集後にサーバーを再起動すると、変更が元に戻ってしまいます。
最後の方法はFTP経由でのアクセスです。FTPの使い方に慣れていない場合は、FTPアクセスガイドを参考にしてください。ただし、この方法は時間がかかるため、ファイル内容を直接編集したい場合は、前述のWebインターフェースのConfigsセクションを使うことをおすすめします。
サーバー設定オプション
以下のセクションでは、Abiotic Factorの専用サーバーで利用可能な多彩な設定オプションについて、表形式でわかりやすくまとめています。
重要なサーバー設定
これらの設定は、ゲームサーバーのWebインターフェースの設定セクションからのみ変更可能です。
パラメーター名 | 例 | 説明 |
---|---|---|
Server Name | ZAP-Hosting Docs Test | サーバーの名前を設定 |
Password | iLoveZAP!2024 | サーバーのパスワードを設定。空欄でパスなし |
変更を終えたら、必ず保存してサーバーを再起動してください。次回起動時から設定が反映されます。
ゲームプレイ設定
Abiotic Factorには「Sandbox Settings」と呼ばれる多彩なゲームプレイ設定があります。FTPでサーバーにアクセスすると、メインのworld
フォルダ内にSandboxSettings.iniというファイルがあるはずです。
もし見当たらない場合は、ローカルでこのファイルを作成し、以下の内容をコピーしてください:Abiotic Factor Default SandboxSettings.ini GitHub。
編集が終わったら、このファイルをFTPで以下のパスにアップロードしてください:
../abiotic-factor/AbioticFactor/Saved/SaveGames/Server/Worlds/world
以下の表は、SandboxSettings.iniファイル内の主要なゲームプレイ設定の一部をまとめたものです。すべての設定を確認したい場合は、公式GitHubページを参照してください。
パラメーター名 | 例 | 説明 |
---|---|---|
LootRespawnEnabled | true/false | マップ上にアイテムが再出現するかどうかを切り替え |
PowerSocketsOffAtNight | true/false | 夜間に電源をオフにするかどうかを切り替え |
DayNightCycleSpeedMultiplier | 1.0 | 昼夜サイクルの速度倍率を設定 |
EnemySpawnRate | 1.0 | 敵の出現頻度を設定 |
EnemyHealthMultiplier | 1.0 | 敵の体力倍率を設定 |
EnemyPlayerDamageMultiplier | 1.0 | 敵がプレイヤーに与えるダメージ倍率を設定 |
DetectionSpeedMultiplier | 1.0 | 敵がプレイヤーを発見する速度の倍率を設定 |
PlayerXPGainMultiplier | 1.0 | プレイヤーが獲得する経験値の倍率を設定 |
ItemStackSizeMultiplier | 1.0 | インベントリ内でのアイテムのスタック数倍率を設定 |
ItemDurabilityMultiplier | 1.0 | アイテムの耐久度倍率を設定 |
ShowDeathMessages | true/false | エンティティの死亡メッセージをプレイヤーに表示するかどうかを切り替え |
AllowRecipeSharing | true/false | アイテムレシピの共有を許可するかどうかを切り替え |
変更を終えたら、必ず保存してサーバーを再起動してください。次回起動時から設定が反映されます。